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建物リフォームに関する仕上げ工法については、塗料メーカーを始め建材、防水材料メーカーにより、色々な仕上げ材料が市場にでており、仕上げのグレードや美観上の選択はより多枝にわたっていると思います。しかし、新築の仕上げと違いリフォームの仕上げの場合は素地面が古い以前の状況にあり、すなわち旧塗膜が存在しており、この旧塗膜が大変劣化した状態であれば撤去・剥離を行い適切な処置を行わなければ仕上げ仕様がいくらグレードが良いものでもその耐候性や優れた機能があっても全く意味がなくなります。
この古い素地面すなわち旧塗膜の処理方法については、現在まで大変重要な問題である認識はありましたが残念ながら決定的な解決方法は見つかりませんでした。すなわち、建築物等の外壁の塗り替えもその回数が多くなればどうしても旧仕上げ材の塗膜が劣化する事になり、いずれは古い塗膜を全面的に剥離・撤去し改めて新しい外壁仕上げ材によりリフレッシュする事により建物がよみがえる事を考えなければならないと考えます。
IMI工法はこれら素地面の処理について現在最も優れた工法であり、国土交通省大臣官房改修仕様指針に表示され、公に認められた素地処理技術です。
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京都市内某マンション日当たりが悪い北側(タイル面)コケ・汚れ除去
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洗浄前
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洗浄状況
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洗浄後
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比較
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京都市内某マンション日当たりが悪い北側(壁吹き付け面)コケ・汚れ除去
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洗浄前
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洗浄状況
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洗浄後
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塗膜劣化判断テスト施工
<準備作業>
テスト施工部位は監督員の指示に従い決定する。
決められたテスト施工部位(壁面)に対して50cm四方にマーキングを行い、ガムテープ(50mm)にて周辺を囲い、工法別に分け比較対照出来るように区別する。
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左端:塗膜軟化剤併用高圧温水ケレン
中央:高圧温水ケレン
右端:高圧温水洗浄
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施工中
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施工後
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高圧温水洗浄剥離テスト施工 |
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左端:軟化剤+50MPa高圧温水ケレン
中央:50MPa高圧温水ケレン
右端:50MPa高圧温水洗浄
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施工中
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施工後
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12秒後試験施工面剥離終了
劣化既存塗膜剥離後の素地面は全く損傷は見られない。 |
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